歌詞・楽譜

  1. 青になったら わたろうよ
    青ぞら 青ぞら たのしいナ
    横断歩道は てをあげて
    かわいい小鳥も ついてくる
    あかるい笑顔が あふれるまちは
    きょうも無事故の こころがけ
  2. シートベルトは しっかりと
    いねむり お酒は キッパリと
    心のブレーキ ふみつづけ
    いつでもゆとりの 車間きょり
    世界のひろしま 平和のみちは
    ひとの生命(いのち)が 最ゆうせん
  3. クルマにのるひと あるくひと
    たがいにうれしい 思いやり
    子どもや 年より 車イス
    どうぞおさきに 気をつけて
    あなたのわたしの やさしいまちは
    21世紀を つくるまち

試 聴

制作のあしどり

 平成10年2月、~県民一人ひとりが安心して暮らせる、交通事故のない明るく住みよい社会に…という願いを込めて、広島県民のための交通安全の歌が誕生しました。
私たち広島県交通安全協会では、この歌を制作するにあたり、まずは県民の皆様のご協力をいただきたいと、3ヶ月間にわたり歌詞を公募いたしましたところ、何と県内各地から総勢912点の作品が寄せられました。小さな子どもさんから最高齢は103歳のお年寄りまで応募者は広い範囲にわたり、自分の体験や日常的な題材を取り入れた作品が多く、交通安全への関心の高さに感動させられました。

 専門家を交えた審査により、子どもからお年寄りまで親しめる詞が印象的だった「青になったら」が選ばれ、最優秀賞に輝かれた作者の はら みちを氏を始め、優秀作品の数点を表彰いたしました。まさに県民がつくる県民のための「交通安全の歌」の誕生です。

 この「青になったら」の詞には、広島で活躍中の作曲家 あき たかし氏の作曲により覚えやすくリズミカルな音が加わり、また、広島出身の歌手である、南 一誠氏と森の木児童合唱団(日本コロムビア)の歌唱により、CDやテープにレコーディングされ、歌の完成となりました。現在では幼稚園、小・中学校をはじめ、交通安全意識の高揚に広く役立てられています。
ドライバー、子ども、お年寄り、若者、主婦などすべての県民の皆様に、ぜひ口ずさんでいただきたいと願っています。